クックパッドのTech Workshop Courseに参加してきました
こんにちは。
インターンの参加エントリ以外も技術的な記事をちゃんと書きたいと思いながらも全く実現できていないやたです。
今回はクックパッドのTech Workshop Courseというインターンに参加してきたのでどんなことを学んできたのかなどを書いていけたらと思います。
概要
7/1,2,8,9の計4日間でクックパッドの社員の方々から講義を受けることができるというインターンです。
学べる内容はiOSアプリ開発、サーバーサイド開発、サービス開発の3つでそれぞれかなり濃い内容でした。
今回はクックパッドがあるWeWorkオーシャンゲートみなとみらいで完全オフライン開催でした。
レイオフが選考に影響を与えたこともあり、11人という少人数での開催になりました。
参加の経緯
僕は元々このインターンではなく通年で行なっているTech OJT Courseの方から選考に参加しました。
こちらの方は合格を頂けたのですが、配属予定で僕の経験が浅いサーバーサイドにも触れる可能性があるということもあり、その知識を補うという目的で招待していただけました。タイミング的にも余裕があったり、講義形式のインターンに参加したことがなかったことが参加の決め手です。
選考
ざっくり選考の内容です。
プログラミング課題
恐らく最初はESを提出した気がするんですが、その次の段階としてプログラミング課題が課せられました。
問題の詳細などは出せないんですが、内容としてはアルゴリズムとSQLでした。それに加え自分の開発経験について書く欄もあり合わせて120分とかなり時間がタイトな印象でした。
面接
面接は1回で、僕の場合はエンジニアの方が2名でした。
聞かれた内容は一般的な質問とプログラミング課題についての掘り下げが聞かれました。もしこれから選考を受ける方がいたら、プログラミング課題で自分が書いたコードを説明できるようにしてから面接に臨むことをお勧めします。
内容
1日目
最初はSwiftUIを使用してのiOSアプリ開発の講義が行われました。
僕はSwiftを人生で一度も書いたことが無かったので少し不安だったんですが、言語の基礎から講義してもらえたので全くの無知でも問題ありませんでした。
それだけ高速でエッセンスが詰まった講義だったため、たった1日とは思えない密度でSwiftの知識を得ることができました。完璧には全ての課題を完了させることができなかったんですが、それでも満足できる内容だったと思います。
2日目
2日目は一転してRuby on Railsを使ったサーバーサイド開発講義が行われました。
Webフロントをメインでやっている人間からするとモバイルよりはこっちの方がまだ理解している部分が大きいかなと思ったんですが、正直言うとあまり変わらない寧ろ苦戦した印象でした。
今回に関してはRubyの基礎的な部分についての講義が15分くらいで終わってしまってあんまりよく分かっていないまま開発の講義に移ってしまっているのが原因だったと思います。
入門から始めるので全く初心者でも大丈夫です。
と事前に伝えられていたので油断してチュートリアルをほとんどやらずに参加したんですが、当日の基礎的な解説の少なさに鑑みるとある程度言語やフレームワークに触れた状態で臨めたらもっとパフォーマンスを出せたんじゃないかな〜とぼんやりと感じました。
3日目
1日目、2日目は開発そのものに関する講義だったんですが、ここからの2日間はサービス開発に関する講義で課題の発見やその解決をする上でのソリューションを学びました。
今回は3人1組でチームを組んで「一人暮らしの料理課題を解決するアプリや機能を開発する」というテーマのもとでサービスのプロトタイプ作成までを行いました。
インタビュイー(1人暮らしの社員さん)に1時間のインタビューをしてその中から解決すべき課題を選定するというところまでを3日目に行なったんですが、インタビューで十分に課題を深ぼることができずに明確な深い課題を設定することができずかなり苦労しました。
初対面の人に対して「なぜ?」を繰り返していくのは普段行わないタイプのコミュニケーションでとても難しかったです。
この日は正直あまり結果を出せずに終わってしまったため、帰りの電車や寝る前にアイデアをめちゃくちゃ詰めて次の日に臨みました。
4日目
前日の反省を活かして課題設定からアイデアを見直して持ち寄った結果、比べ物にならないほどのスピードで進んで行きました。
インタビュイーの課題の本質を分析し、その解決策を比較検討していくことで自然とクリティカルなアイデアを出すことができたと思います。
インタビュイーにFigmaで作ったプロトタイプを検証してもらうユーザーテストでも、かなり満足のいくフィードバックを得ることができました。
当初の絶望とは打って変わって最終発表まで到達できて個人的にはとても満足のいく結果になりました。
よかった点
新しい言語、フレームワークを触ることができたこと
自分では触れることが無かったものを1日で簡易的にでも触れる機会はとても貴重なものだったと思います。
少人数で開催されたこと
意図したものではなく最終的にそうなってしまっただけだとは思うんですが、11人という少人数での開催だったおかげで全員と仲良くなることが出来ました。インターン後にご飯に行ったり出来て深い交流することが出来た点も個人的に良かったです。
意図しない贅沢をさせてもらえてラッキーでした...!
ノベルティが豪華
インターンに参加する楽しみの1つにノベルティがあると思います。今まであまりインターンに参加してこなかったので「何かもらえるといいな〜」と思いつつ参加したんですが、思ったよりも色々頂けて嬉しかったです。
ノベルティ一覧
- Tシャツ:やっぱりノベルティと言えばこれですよね
- トートバッグ:丁度MacBookが入るサイズらしい
- ネックストラップ:入館証つけられるやつ。使う機会があるかは謎。
- うちわ:LGTMうちわ。シールを貼れて楽しい
ご飯に対する気合い
やはり食事をテーマとする企業なだけあって食に対するこだわりはとても感じました。お菓子や果物、飲み物の用意が大量にありましたし、いつでも好きな時に飲み食いできる最高の環境で講義を受けられて本当に幸せでした...!
ランチも素晴らしく、近くの美味しいお店の弁当をデリバリーして頂いたり外に食べに連れて行ってくださったりと毎回お昼の時間が楽しみでした。
一番美味しかったのは3日目に連れて行って頂いたパスタ屋さんで、しめじ入りパスタが絶品でした。
しらすパスタ
3日目のスタバデリバリー
4日目のお昼ご飯
4日目の懇親会
最優秀賞を取ることができたこと
チームとして課題の分析とその解決策を最も深く考えることができた点を評価されて、最優秀賞をいただくことができたのはとても良かったと思います。正直選ばれるとは全く思っていなかったので本当に驚きました。
オフィスでスマブラができたこと
僕の最大の趣味は大乱闘スマッシュブラザーズというゲームなんですが、インターンの集合時間前やお昼休みの時間で空いてるモニターをお借りしてみんなでスマブラできたのがとても良かったです。
心が広すぎて感涙でした。
イマイチだった点
初日の空調バグ
普段開かれていない土日に開催された影響か、初日は空調がうまく効かずノベルティのうちわが手放せない1日でした。
汗だくになりました。
屋上行ってみたかった
本来であれば屋上でお昼を食べたりもできるらしいんですが、土日は開放されていないということで入ることが出来ませんでした。
悔しい。
終わりに
社内がドタバタしている中インターンとしてとても充実した内容の講義をしていただけてとても貴重な経験をさせていただけたと思います。
クックパッドの皆さん本当にありがとうございました!